AI and Law Society
セミナー:ChatGPTと生成AIに関する法的倫理的課題
5月29日(月)
|ウェビナー
ChatGPTをはじめ生成AIの利活用が話題になっていますが、一方でその法的・倫理的課題も指摘されています。このセミナーでは、ChatGPTを中心にテキスト生成AIから画像生成AIまで、これらの技術に関する説明を第一線の技術者が説明したのちに、その法的・倫理的課題をこの分野の第一人者が集まって検討します。 登録は、下のリンクからお願いします。ウェビナーのURLは登録いただいたメールアドレスに送付されます。 提供いただいた個人情報は、本セミナーの実施に関する連絡および当研究会の今後の活動に関するお知らせに利用し、それ以外には利用いたしません。
日時・場所
2023年5月29日 13:00 – 15:00
ウェビナー
イベントについて
料金:無料
プログラム
13:00 - 13:30 講演 生成AIに関する技術説明
13:30 - 15:00 パネルディカッション 生成AIの法的・倫理的課題
登壇者(五十音順)
柿沼太一(STORIA法律事務所 弁護士) パネリスト
2000年弁護士登録。2015年にスタートアップのサポートを重点的に取り扱うSTORIA法律事務所を共同設立して現在に至る。専門分野はスタートアップ法務、AI・データ法務、ヘルスケア法務。現在、様々なジャンル(医療・製造業・プラットフォーム型等)のAIスタートアップを、顧問弁護士として多数サポートしている。経済産業省「AI・データ契約ガイドライン」検討会検討委員(~2018.3)。スタートアップファクトリー構築事業に係る契約ガイドライン検討会構成員(2018年)日本ディープラーニング協会(JDLA)有識者委員(2020.5~)日本データベース学会理事(2020.8~)。「第2回 IP BASE AWARD」知財専門家部門グランプリを受賞(2021) 。「オープンイノベーションを促進するための技術分野別契約ガイドラインに関する調査研究」委員会事務局(2021~)。
角田龍哉 (西村あさひ法律事務所 弁護士) パネリスト
最新のデジタルプラットフォーム関連の案件をはじめとした、デジタル/ITをめぐる規制対応を常時手掛けている。国内外の企業結合、カルテル、単独行為事案などの競争法案件を幅広く担当するほか(インターネット、製造業、エネルギー、医療、FinTech等)、データ保護、電気通信規制等にも従事。国際協定との整合性を含む国内外の政策分析も多く手掛ける。2022年に日本で開催されたGlobal Partnership on AI SummitにAI法研究会国際交流部会メンバーで登壇し、近時はDX/AI関連の講演等も担当。主な著作に「弁護士法72条とリーガルテックの規制デザイン」、「日本におけるDXとクラウドの活用」、「AIと法律」等。AI法研究会国際交流部会、情報法制学会所属。CIPP/E。
田中浩之(森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士、慶應義塾大学大学院 法学研究科 特任教授(非常勤)、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート サイバーフィジカル・サステナビリティ・センター 構成員) パネリスト
海外法規制を含む個人情報保護規制対応、知的財産権、ITに関する業務を手がける。近時は、生成系AIを含むAI関係の実務・研究にも力を入れている。主要著作は「60分でわかる!改正個人情報保護法 超入門」(技術評論社、2022年、共著)、「システム開発訴訟」(中央経済社、2022年、共著)、「ビジネス法体系 知的財産法」(第一法規、2018年)など。
福岡真之介(西村あさひ法律事務所 弁護士) パネリスト
1996年 東京大学法学部卒業。1998年 司法修習修了(50期)。2001年~現在 西村あさひ法律事務所勤務。2006年 デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2006年~2007年 シュルティ・ロス・アンド・ゼイベル法律事務所勤務(出向)。2007年~2008年 ブレーク・ドーソン法律事務所勤務(出向)。著書は、『AI・データ倫理の教科書』(2022年)、『データの法律と契約(第2版)』(2021年)。主な論文は、「AIと民事責任・製造物責任」NBL3月号(2023年)、「実践知財法務 AIと知的財産権」ジュリスト9月号(2022年)、「金融業界のAI活用を巡るオルタナティブデータの法的論点」週刊金融財政事情3月号(2022年)、「情報銀行とデータオーナーシップについて」知財管理2月号(2021年)など多数。
藤本敬介(株式会社ABEJA ラボ長) 講演
2005 年電気通信大学電気通信学部情報工学科卒業.2010 年同大学大学院情報工学専攻博士課程修了.博士(工学).同年(株)日立製作所入社.基礎研究所,中央研究所を経て,現在(株)ABEJAにて機械学習の研究開発・サービス開発に従事。
古川直裕(株式会社ABEJA 弁護士) モデレーター パネリスト
AIの素晴らしい能力に興味を持ったことから数学、統計、機会学習理論、Pythonなどを学び、3年程度弁護士業務よりも主にAI開発業務に従事。そのような経験から、現在ではAIに関する法務及び倫理を取り扱う。AI法研究会Founder兼代表。日本ディープラーニング協会の各種研究会の研究員及びG部会委員。また、2023年からはG7を中心に設立されたGlobalship Partner on AIの専門家委員。おもな著作に「サイバーセキュリティ法務」「Q&A AIの法務と倫理」「ディープラーニングG検定 法律・倫理テキスト」など。
松本敬史(デロイトトーマツコンサルティング合同会社 シニアスペシャリストリード/東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員) パネリスト
デロイトトーマツグループ Deloitte AI Instituteにおいて、AIガバナンスに係る産学連携での研究プロジェクトを推進している。
東京大学ではAIサービスのリスクコーディネーションを説明するフレームワーク「リスクチェーンモデル」を開発して様々なケーススタディを実施し、国際機関・コンソーシアム・省庁等における政策提言等の活動に参画している。
吉永京子(米国ジョージタウン大学ローセンター・テクノロジー法政策研究所シニアフェロー) パネリスト
東京大学大学院法学政治学研究科で情報法を専攻した後、三菱総合研究所にて官公庁の情報通信・メディア・サイバーセキュリティの分野で政策立案支援や委託調査研究に従事したほか、AI開発におけるコンプライアンス、リスクマネジメントを担当。2010-11年は米国イェール大学ロースクール情報社会プロジェクト客員研究員。2020年10月からジョージタウン大学でAIの法と倫理を研究。2023年1月からOECDが事務局のGPAI (Global Partnership on Artificial Intelligence)のエキスパート、同年4月から東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員に就任。主な著作に『3X-革新的なテクノロジーとコミュニティがもたらす未来』(共著、ダイヤモンド社、2021年)、「テクノロジーで「人間らしさ」を失わないために社会的な対話を進める」『フロネシス22号- 13番目の人類』(ダイヤモンド社、2020年4月)等。
お問い合わせ先
AI法研究会事務局 aiandlaw.secretariat@gmail.com